スノーモトFAN 2014-2015シーズンのスキー場の早割1日券・シーズン券情報を掲載しています。

スキー場のホームページが必ず満たしておかなければならない6つの条件

2011.10.4 追記:1つ増やしました(笑)。営業時間に関する項を追加。その他若干文章を追加修正しています。

管理人はWEBサイトデザイナーでもプログラマーでも経営コンサルタントでもありませんが、このサイトのゲレンデリストを更新した際に気になった事が幾つかあったので書いてみました。ここに挙げた条件は決して特別な事では無く、最低限満たして欲しい基本的な事ですので、スキー場関係者には是非読んで頂きたいと思います。(かなりの長文です)

 

1.最新の情報を配信する手段を複数持っている

これは是非とも全てのスキー場にお願いしたい条件です。しかし現状はこの条件を満たしていないスキー場が沢山あります。

スキー場のホームページ担当者が勘違いしている事

トップページに最新情報の項目やブログを持っているスキー場のホームページは少なくはありませんが、ホームページ担当者が決定的に勘違いしていることがあります。それは・・・

× ホームページを見に来た人に最新情報を見せる

こういう事をしているサイトは本当に沢山あります。余程のスキー場マニアか常連で無い限り、頻繁にスキー場のページを見る事はないと思います。本来ならは・・・

○ 最新情報を受け取った人がホームページを見に来る

このようにしなければならないのではないでしょうか。毎年訪れてくれる熱狂的な常連客だけで経営しているならば言う事はありませんが、リピーターや新規客を獲得したいのならば最低でもクリアしておかなければならない条件だと思います。

 

ウチのホームページには最新情報を載せているしブログもあるから大丈夫

こう思っている担当者も多いと思いますが、それらはRSSフィードを備えていますか?いくら最新情報を掲載してもそれをユーザーに届ける手段がなければ意味がありません。かなりの数のスキー場ブログや最新情報ページがRSSフィードを備えていませんでした。それらはブログの形をしているだけでなんの意味も無いといっても言い過ぎでは無いと思います。

 

最新情報をユーザーに届ける方法 1

色々ありますが、一般的には以下の方法で最新情報を配信しているサイトが多いようです。

  • ブログのRSSフィード
  • メールマガジン
  • Twitter、FaceBookなど

最低でもこれらの内、2つを押さえておけば最新情報を多くの人に届ける事が出来ると思います。

 

最新情報をユーザーに届ける方法 2:大手のスキー場情報サイトに依頼する

情報を配信する手段が無いならば、環境が整っているスキー場情報サイトに掲載を依頼するのも手ではないでしょうか?

ほとんどの所で無料でニュースにしてくれると思います。

 

なぜこのような方法が必要なのか?

1年間、常に更新しているスキー場であればいいですが、多くのスキー場はオフシーズンになるとホームページの更新がありません。

サマーシーズンも営業しているところもありますが、利用客がサマーシーズンもホームページを見てくれるとは限りません。そういう人たちに最新情報(早割りリフト券の販売告知やオープン日のお知らせ、宿泊施設の予約開始など)と言う名のお知らせを届けるには、メールマガジンやRSSフィードのような手段が必要となる訳です。ネット上のDMみたいな役割ですね(もちろん申し込むのは利用者です)。

お知らせが届けば大抵の人はその中身(スキー場のホームページ)を見ると思いますがどうでしょうか?

 

2.リフト券ページにしっかりシーズン(年)を明記している

 これも非常に大事な条件です。明記していないスキー場は多くはありませんが無い所もありました。

「今シーズンのリフト券情報を更新しました」と書いてあっても、2010-2011シーズンなのか2011-2012シーズンなのか分からない場合があります。

スキー場のホームページというものが、一度に全てのページを更新出来ない(徐々に更新していく)性質なのは理解出来ますが、そうであればなおさら明記すべきだと思います。

トップページを更新してもリフト券ページを更新していないという場合もあるので、混乱を避ける為に出来れば全てのページでいつのシーズンに更新したのかを明記して欲しいですね。

 

3.メールなど電話番号以外の連絡手段がある

メールアドレスや問い合わせフォームの無いホームページも結構多いです。電話で問い合わせる時間が無かったり面倒な場合はメールで問い合わせ出来ると凄く便利です。テキストだとやり取りが残りますし、スキー場、ユーザーどちらにもメリットはあってもデメリットは無いと思います。電話以外の連絡手段の無いスキー場は是非対応して頂きたいです。

利用者からの問い合わせには迅速に対応する

信じられないかもしれませんが、スキー場の有名無名大小問わず問い合わせに返信しない、もしくは返信が遅いスキー場が結構あります。1ヶ月後に返信が来る所はまだマシと思えるレベルです。2ヶ月経っても返信がない某有名スキー場を晒したいくらいですが自重します(メールにトラブルが起こる事を考えて私のホームページのアドレスも伝えてあります)。

オフシーズンに問い合わせがあっても対応出来ないならその旨を明記するなどするべきです。問い合わせを放置するようなら最初から連絡先を掲載するなといいたいです。

 

4.営業時間やリフト運行時間を掲載している

特にリフト運行時間が不明瞭なサイトが多いように思います。書いてあってもリフト全体の運行時間だけだったり、情報自体を探すのが大変な事がありました。現地に行けばリフト毎に運行時間は違う所がほとんどですので是非ホームページにも記載して欲しいと思います。チケット売り場も複数あると営業時間が違う事があるのでこちらも是非お願いします。

 

5.アクセスページに住所を掲載している

意外に思われるかもしれませんが、住所を掲載していないスキー場って多いんです。現地までの詳細な地図を掲載している所は多いですが、基本的な項目である住所が無いスキー場のホームページをよく目にします。また地図上にスキー場名がないスキー場もあったように思います。

出来ればスキー場名も画像だけでは無く文中にテキストで掲載して欲しいです。PCやスマートフォンでルート検索などをする時に正式なスキー場名をコピーペースト出来れば手間もだいぶ省けるんですよね。後はナビやナビアプリにスキー場を登録する際に、目的のスキー場が検索で出ない場合に住所や電話番号で検索出来ればこちらも非常に助かります。

 

6.ホームページのURL変更後は新URLに誘導する

スキー場のホームページアドレスの変更は珍しい事ではありません。

インターネット上にはスキー場の情報が溢れていますが、古いURLを掲載したままのサイトが数多くあります。このサイトのゲレンデリストもそうでした。スキー情報サイトで気になるスキー場名をクリックしたらホームページが見つからなかったという経験をした人は結構多いと思います。

ホームページのURLを変更したら、その旨を告知するページを用意するか自動で新しいURLに誘導するなどの工夫をして欲しいです。何事も放置は良くありません。

 

番外編 1 – ブログにTwitterボタンを付けているスキー場へ

細かい事ですが番外編ということで書いてみました。

ブログのタイトルはくどいくらい説明的にしましょう

ブログにTwitterボタンを付けているホームページが多くなりました。これはこれで凄く良い事だと思いますが、もう一工夫して欲しい事があります。

Twitterボタンをクリックするとその記事を紹介する時に記事タイトルと記事のアドレスが引用される事がほとんどです。例えば・・・

リフト券情報をアップしました!

こういうタイトルを使うスキー場のブログは多くあります。身に覚えのある方も多いと思います。このようなタイトルのブログ記事のTwitterボタンをクリックすると・・・

リフト券情報をアップしました! http://www.hogehoge.com/2011/10/03  via @hogehogekun

このような形で引用されます。この状態でネット上に出回る訳です。(コメントを追加する場合もありますが)

ですが、これだけでどこのスキー場の情報かわかりますか?URLで判断出来る場合もありますが短縮URLになっていると不可能だと思います。私自身、スキー場のブログをTwitterで紹介する時にこういう場面に出くわす事がしょっちゅうあります。

個人的にはこういう場合のブログタイトルは以下のようにした方が良いと思います。

○○スキー場の 2011-2012 早割シーズン券情報をアップしました!

ポイントは、どこのスキー場が発信した情報であるかという事です。それだけを押さえていれば大丈夫です。ちょっとした事ですが大事なポイントだと思います。

 

Twitterのアカウント名はわかりやすく

一見しただけではどこのスキー場のアカウントなのか分からないところがあります。スキー場のマスコットが公式アカウントになっている事が原因だと思いますが、利用者に分かりやすいような名前にして欲しいですね。

 

番外編 2 – ゲレンデマップは文字が読めるように

基本的にゲレンデマップはどのスキー場にも掲載してありますが、マップが小さく細かい字が見辛いというか読めないところが多いです。

理由は、パンフレットなどの印刷用マップを縮小してホームページに流用しているからだと思います。そういう場合はJPEGなどの画像にしないでPDFなど拡大しても文字が判別出来る形式を使うのはいかがでしょうか?

実際にPDFにしてあるスキー場もありますが、拡大時のサイズが小さ過ぎて意味のない物もありました。

 

 最後に

色々勝手な事を言いましたが、一番伝えたかったのは・・・

見た目にこだわる前にユーザーの利便性を考えましょう

と言う事です。まぁこのサイトも人の事をとやかく言えたものじゃないですどね(笑)。個人サイトなのでご勘弁を。また気がついた事があったらエントリしようと思います。コメント欄も是非ご活用ください。

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